Wednesday, December 23, 2015

アメリカ留学準備中。今の学習でいいのかな。第10回(終)


端的に話す訓練を、日本語で。



KEC Emi:   ご自分の英語は私が思うほどうまくない、というようなことをおっしゃいましたけれど、まぁ、私の予想はそう外れてないと思いますよ。文法とかボキャブラリーに関しても、かなりストックが貯まっているようですし。

弘記:        いや。笑

KEC Emi:   お時間の都合もあって短くになりますけど、最後に1つ。英語は少し置いておいて、日本語で話すときに、もう少し整理をつけてサッと話せるようにしていくと、英語を話すときにも応用が利くかもしれないです。最初に結論を言う、そのあと短く理由をつける、みたいなさっぱりした日本語を作る。これ、訓練です。弘記さんのお好きな。笑

弘記:       

KEC Emi:   ゆっくりじっくり考えて、表現を広げていくのは得意だと思うので、そうじゃなくて、端的に短く、パッと話す訓練を日本語でするということです。その速度で発信するという感覚が身につくと、英語でもご自分が望んでいるような速度で話せるようになってくるかもしれません。そうしていくと、あくまでもご自身の満足度が、ですけれど、高まっていくかもなと感じました。

弘記:        はい。笑

KEC Emi:   ひとまず、近々に試験や面接もあるので、スピーキングに関しては、今やってらっしゃるような、前もって組み立てて、準備して録音してチェックして、というやり方がいいんじゃないかなと思います。リスニングについては、あまり厳しくしすぎず、「聞き取りやすいものでも、いいんじゃない?」って、少しご自身に言い聞かせてあげるといいんじゃないかと思いました。

弘記:        はい。笑


KEC Emi:   何かご質問はありませんか?

弘記:        えーと、(考える)んー。そう…ですねぇ。ま、特にないかな。笑

KEC Emi:   ではこれで本日の相談セッションは終了です。弘記さんのように、自分に合う方法を作り出したり、選別したりって、なかなかできることじゃないですよ。ご自身では普通と思っていらっしゃるようですけど、それって意外とすごいことなので、ぜひ続けてください。

弘記:        でも皆さん、結構されてるんじゃないですかね。

KEC Emi:   笑 厳しくしすぎないように。ただ、自分の気が済むようにしかできないっていうのもわかるので、

弘記:        そうですね。

KEC Emi:   そこはバランスを見てやってください。弘記さんが今やっていることはどれも良いことなので、続けていかれたらいいと思います。ただ、もしどこかでしんどくなったら、それ以外の方法もあるよってことを片隅に知っておいていただきたいなとは思います。

弘記:        はい。

KEC Emi:   厳しくし始めるとキリがないですから。寝る間を惜しんでも食べるものを削っても、「まだ足りない」と思えば足りないものなので、どこかで「もう十分じゃない?」って思うようにしてみてください。ひょっとしたら、それがいちばん厳しい修行かもしれないですね。

弘記:       

KEC Emi:   笑 適当なところでよしとする、っていう訓練です。やってみてはどうでしょう?笑

弘記:        んー。笑

KEC Emi:   笑 大学に進まれたらきっとおもしろいことがいろいろ生まれてくると思うので、またお話聞かせてください。本日はありがとうございました。

弘記:        ありがとうございました。






セッション後のご感想


serendipityを大事にしようと思って、できるだけ用意はせずに受けさせていただきました。結果的にそれが良かったかどうかはわかりませんが、悩んでいたことや、頭の中でモヤモヤしていたことが少し無くなり、会話自体の時間はほんの1時間程度でしたが、頭の整理がかなりできたように感じます。

会話を通して改めて気付いたことは主に心理的なことでした。完璧主義の自分と、不安症の自分、自信家の自分が、みんな集まっている感じ。自信を持って自分に合っていると思われることをやってはいるけれども、少し立ち止まって振り返ると、しっかり身に付いている気がしなくて、完璧主義の自分と自信家の自分が口論を始めて、その隣で不安症の自分が泣いている、という感じ。わかりにくいですか?(笑)

しかし、英語に関する体験談、意見など、様々なお話をお聞きして、自分は、自分流かつ、折衷的なやり方を見つけていて進歩もしている、と少し思えるようになったので、もう少しだけ、完璧主義の自分の声は小さくし、自信家の自分の声は大きくして、信じたことをやっていこうと思います。

お時間を取って、様々な助言をして頂き、ありがとうございました。


(おしまい)



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